はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

疎開、その言葉聞きたくない人は多そうですが。

令和2年4月。

そんな今日ですが、
昭和も過ぎた(64年)どころか、
平成も過ぎ、(31年)
いまここ。



戦後〇〇年、

と聞いて育ってきたるこっくですが、
このところ

疎開

という言葉があちこちに散らばっていてこわいです。


そもそも疎開ということばの意味ってなんでしょうか。

www.soumu.go.jp



このお話のように、

軍事の際に使われていた用語のようです。

たしかにいまは平時ではなく「有事」ではありますが、
戦時下の暮らし、ではなく、
電気やガス、水道、インターネット、道路、などの生活インフラは利用可能で、
食料品や日用品の供給もおおむねいきわたっています。

一部、消毒液、マスク、さらにごく一部では、ひどいことに精製水が足りていない。
あろうことか、衛生用品が医療機関介護施設で足りなくなってしまってはいます。

施設では感染拡大を避けるため、ご自宅で病気を抱えた方の介護をする場合に
精製水を使う方が入手できなくてとてもお困りだということが話題になりました。

精製水が売り切れてしまったのも、ご家庭で介護する方が激増したからでなく、
コンタクトの洗浄用でもなく、
スキンケアのための使用法や、
品薄になった消毒液を作るために購入する方が増えたからだそうで。
しかも誤った作り方、ここでいうのもまどろっこしいので、割愛しますが。


マスクやトイレットペーパーの品切れにこりて、
何を買うにもいつもよりたくさん買ってしまう。

その気持ちはよくわかります。

先日3か月ぶりにやっと買えたマスクは、いつもの10倍の値段でした。
いつも買っていたマスクのストックが、いよいよ底をつきそうだ、というときに、
緊急事態宣言となり外出制限。いや、外出自粛。

洗えるマスクを買ってはみたものの、使い心地がはっきり言ってよくないです。

そんなことはさておき、


今度は感染者が少ない地域に避難しよう。この機会に休養しよう。

ということで転がり出てきたこの「疎開
どうにも不快な、不謹慎なひびきです。

命からがら攻撃から逃げて、逃げ延びて、
そしてやっと眠れる場所を得られたと思ったけど、
食糧難でろくに食べるものもなく、
栄養不良どころか餓死してしまうような人もいた
それが「疎開」というイメージだったので。


外出は自粛なので、旅行となると目についてしまうから、
疎開
と言って正当化してしまいたいこともあるのか。


実家に帰るだけなのにそんなことまでいわれるのは、
と思うかもしれませんが、本当に「コロナ疎開」は避けましょう。

いつかわからないけど、
いつかかならず来る、外出自粛をする必要がなくなる日
その日がくれば旅行はできます。


すごいスピードで感染者数が増加している7都道府県からの移動は、
その地域の方、
そして移動中には周囲の方にも
感染のリスクをもたらし、
そのゴールに待っているのは医療崩壊という危険行為です。

diamond.jp



るこっくも、こんなときは実家に帰ったほうがいいとおもいます。
大切な人の顔を見ただけで安心できるから。


でも今回だけは帰らないほうがいい。
感染しているかもしれない自分が
どんなにつらいことを引き起こしてしまうか想像しただけで怖すぎる。

会いたい人に会えない、
それはいつまでなのかもわからない。

それでもいつか必ず終息する。みんなでかならず終息させられる。

そしたら思い切って時間をたっぷりとって会いに行こう。

ぜったい今回はそうしようと思っています。

prtimes.jp