はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

壁に小さな穴をあけようとしています。

今週のお題「オンライン」


先日、オンラインの壁、という記事に書きましたが、

lecoqworks51.hatenablog.com


オンライン、テレワークができる仕事は可能な限りこの機会に始めるべき
と強く思っています。

しかしなかなか進められないのが現状です。

常駐していなければ意思疎通や進捗管理できない、と考えるのも理解します。



それでも

せっかく既にあるツールを活用するだけで可能なことに取り組まないのは、
感染の機会を増加させるだけ。

でもひとたび感染してしまえば少なくとも2週間は他者との接触を断たれます。
打ち合わせや会議に出られないことで仕事がストップしてしまう、
これまで残業や休日出勤して精一杯継続してきた事業がストップしてしまうのです。

現在の状況が来週、再来週に改善するとは到底考えづらい。
はじまったばかりのこの感染拡大の危機を乗り越えるには、
せめて耐え忍ぶには、テレワーク可能な職種は可能な限りすぐ実行するほかない。

そう考えています。



職種が限られており、
すべての方が該当しないことではありますが、

パソコンがないから、という場合でも
モバイルやタブレットの活用で、
対応できるケースは少なくありません。



どうかこの機会に、
この命にかかわる感染症が、すぐ近くにきている今、
たくさんの命を守ることを可能にするツールとして活用してほしい。

そう切に願っています。



るこっく自身、悶々として限界を感じ、
お仕事が終了させるか、常駐するか、のお話に直球を投げ、
なんとかテレワーク、オンラインの活用を最後のお願いとして提案しました。


再度却下されれば、大きな仕事を失いますが
今回は「そんなにいうなら検討してみる」、と言っていただけました。

これはかなり大きな変化だと思っています。
結果はあまり時間をかけずにわかると聞いています。
どのような結果であってもこのブログで報告したいと思います。


もしこのブログをお読みになった方で、
同じような状況の方がいらしたら、
どうかあきらめずに提案してみてください。

自分だけが感染したくないからではない、
すでに自分は感染していると考えての行動になります。


周囲には多様な方が働いており、
基礎疾患を抱えている方、
高齢の方、
家族に小さなお子さんがいらっしゃる方、
さまざまな方ができるだけ安全な環境になるよう考える。

それを可能にしてくれる方法のひとつがオンライン、テレワークです。
このような状況ではなければ、
どこにいても場所を選ばず世界のどんなプロジェクトにも参加できるっていうもので。



壁に穴があくのかどうかは、まだわかりませんが
これまで「無理」で即却下であったことが「再検討」となったことを
どなたかに伝えたくて書きました。

こんなときだからこそ、変えられることもあるかもしれない。
そう思って何度も提案してきました。
いまこそ導入の機会ではないか、と。



社内にはほんとうは出社したくない、常駐したくないひともいるはずです。
体調悪くなっても有休で休めって言われたらそりゃそうですよね。

感染症対策休暇、というものがもしあれば。
かりに無給でも欠勤扱いにならなければましです。

働く人の環境を守る義務が企業にはあるはずですから。
実際に訴訟リスクもあると思います。
だから強制はできない。
しかし実質的には強制、解雇や契約終了と引きかえになる。

もし、提案した働き方が実現できれば、
ほかのスタッフの方にもできるよう準備もすすめたい。
安心して家で仕事してほしい。

誰が欠けても困るのはじゅうぶんわかっています。
経営側や管理職には、コミュニケーションや労務管理の詳細も提案したい。

専門の部署にも協力を得れば迅速に進められるはずなので。
事業が継続できるとわかれば長期化しても不安を軽減できるでしょう。
まずはそこまでいけたら。


そして残念ながら終了となった場合。
仕事を探さなくちゃ。あせりますかなり。
こんな時期だから厳しいだろうなぁ。
わかってはいますが、がんばろう。



テレワークにはメリットばかりではなく、
むしろ・・・

デメリットもかなりあり、さらには
合う人、合わない人もいると思います。

自宅にいるためにスタートする今回のような場合を想定すると、

・気晴らしに場所を変えてカフェでやろう→自粛だからちょっと不要不急すぎて無理。
カラオケボックスコワーキングスペースとして提供されている場合もあるらしい
→コストかかるけどOK? 経費で落ちますか?

ほかにも
・自宅が仕事できるような環境ではないので家族や子どもたちとの関係が気まずくなる
・つい冷蔵庫を開けてしまう、だらだらしてしまう
・オンオフの切り替えができない
・ずっと仕事してしまう、残業は申請しづらい

などプライベートとのバランス、そして厳しい自己管理の世界です。

いつもどおりに9時から6時まで、あるいは8時から5時まで、など
出勤している方と常時連絡が取れるようにしておくことや、
さぼっているかも、と思われることを前提に仕事を粛々と進めるほかありません。

しかしここでうまく自分をコントロールし、集中して効率よく稼働させれば
結果がかならずついてきます。

仕事を進めていれば、必要に応じて連絡や報告が発生し、
「動いている」ことが伝わるようになります。

進捗が見えるように自主的に報告することで急ぎの案件を差し込まれても
「では急ぎのBを先に対応してからAを仕上げます。」など
何をしているかこれまで以上に見える化してきます。

それは管理側にとってもわかりやすい評価材料となります。


社内にいても何をしているかわからない、報告がない、
納期が決まっているから一人で進めているのだろう、
長年そんな状態の会社であれば
見える化することでなおさら厳しい評価にさらされることにはなります。

年功序列をやめたい経営側からすれば
能力を評価しやすくなってしまうので好都合でしょう。

dime.jp



古い体質の会社では何もしない古参を切るに切れないとよく伺います。
考え方を変えるか、能力を向上していただく機会にもなるでしょう。

テレワークだとモチベーションがあがらない、というのは
そもそもその仕事に対しての熱量が不足しているのかもしれません。

壁にあけようとしている小さな穴が、どんな世界を見せてくれるのか
そんなことをちょっとだけ夢見ながら
金曜を過ごしています。

xtech.nikkei.com





感染症の終息を願って。

withnews.jp