はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

緊迫した日々がもたらしたもの。

多くの方が不安をかかえて過ごしています。
しかもかなりの時間を。

あと1、2週間、と言われながら
すでに2か月。

仕事のうえでも、
3密を避ける対応をしていただけない企業と関わる状況が続いており、
正直なところその不安で疲れました。長すぎました。

この数か月個人的には検温もしていますが、
先週くらいからようやくその会社が全体に周知をされたのも、
他の取引先からの厳しい対応要請がきっかけのようでした。
そのためかむしろ危機感は感じられません。

オンラインでの会議や打ち合わせをお願いしてみましたが、
その予定はないとのこと。これもかなり長いことお願いしてきました。
さすがに、これ以上こことは仕事できないかもしれない、と考えています。

今週はその決断をすることになりそうです。
収入を失うことになっても、やはり命や健康には代えられません。
家族や周囲の人々をも巻き込む事態は避けたいです。
自分は感染しているかもしれない、という行動をとりたいです。
何の補償もなくとも、命の保証はできないので。

自治体は緊張感をもって自粛を繰り返していますが、
会社によっては対応や感度にも非常に落差があり、残念でなりません。


欧米のようにはならない自信があるようで、

あそこまでのことは起きないよ。
そんなに気にしなくても。
かかったらそのとき。風邪ひいても死ぬときは死ぬんだから。

そうのような無責任な言葉に愕然とし続けた2週間でした。
さすがに換気なども提案しましたが、
花粉症の人に配慮する必要がある、と言われて未対応のままでした。

リモートでもできる仕事をしていこう、と思っていたのは
こんなときのためではありません。

遠く離れていても参加できる。
より多く仕事の機会を得られる。
場所を選ばず、時間管理と効率化を実現できる。

そう考えたためでした。

こんなに拡大していく中、換気のない部屋でマスクなしの方と、
長時間距離を取らずに会話しなくてはいけないのは、今はやっぱり無理です。

来訪者には検温とマスクをするように言っておきながら
自分たちはなぜしないのか。
咳き込んでいる方が少なくないのはなぜか。

あまりのリテラシーの低さに震えました。

向き合う相手を冷静に選ぶ時期がきたのだと考えて
対応していきたいと思っています。