じゃなくてジョー。ブラックをよろしく、でしたね。
あの映画はすきです。
唐突ですね。
これまでにもしつこく、ブルーインクが好きだと書いてきました。
こんなに書いていたのかと思うと、せつないです。
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ブルーブラックのインクがだいすきで、もう言えないほど長いこと使っていますが、
廃盤になってしまったタイプのがいちばんすきでした。
すごくすきだったけど、もう絶対にめぐりあうことはないんだろうな、というなにかみたいに。
お気に入りの文房具が次々と廃盤になっていくのをみるほど、
長く生きている、ということなのだな、と。
どんな時代になっても
手書きのあの感触はすきで、えんぴつのさらさらした感触と音もすきです。
お気に入りの筆記用具が字を書くのが楽しいことを思い出させてくれます。
そんなに懐古趣味ではないはずですが。
ノートを精一杯とっていた学生のころのような、
手紙を毎日書いていた時の熱量をじわり思い出すからでしょうか。
たしかに熱かった。いまは熱くなってはいけないと考えることが多くなって。
字を書くことがこんなに面白いことだとは
はじめて字の練習をした時の感情もそんなふうだったのでしょうか。
母が横にいてそこはこう書くのよ、と言ってくれそうな、
そんな時間をまだだいじにします。ああ、いつもこのところ母に行き着くような気が。
ブルーブラックのインクをゆっくりしみこませながらぼんやりしたりうとうとしたりして。