はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

希望はそこにある。

今週のお題「応援」


日本の若い世代の多くは、未来に希望がもてない。

という話をあちこちで聞きます。


ほんとうにそうだったらそんなかなしいはなしはない。

大人の責任です。ごめんなさい。

でも若い人たちをとてもすてきだと思っているおとなもいるのよ。

みんな元気でいてほしい。

未来に向かって育ってほしい。

豊かな感性にいつも感動しているのよ。


たしかに、いま苦しくて、生きているのもせいいっぱいなら

どんなことばも、何の意味も感じられないかもしれない。


わたしもむかし、ある日突然家族を失ったとき、

あなたは生きてください、という励ましの言葉に怒りさえ感じた。

でもいまはわかる。

生きてきてよかった。生きてこられてよかった。

もう数えきれないほどの人々からいつも支えられ、

温かいまなざしで見守られ、

手を差し伸べられてきたことはちゃんとおぼえてる。


だからささやかでもいいから、

わたしもだれかを励ましたい。見守りたい。

もしいまとてもつらくて、

生きているのが苦痛でも、

生きていてほしい。

あなたの代わりには誰もなれません。

どうか、生きていて。

そして夢をあきらめないでほしい。

希望を持ち続けてほしい。

そんなこと、なんの意味もない。

そう思っててもいいから。

あなたがそこにいることが希望そのもの。

いつかかならずわかる。

生きていることが実現させる夢や希望があること。

希望はいつもあなたの中にあること。


思い悩み苦しむ時間はつらいけど

歩き続けていればたどりつく場所がある。

そこであなたを待っている人たちがいる。

つらいときはできれば少しでも休んで、眠ってほしい。

もしできるならだれかに話してほしい。

そしてもしできれば本を読んでほしい。

ひとりじゃないこと、あなたはまちがってないこと知ってほしい。


わたしもあのとき、まわりの景色が荒野にみえて

すべてが色のない世界に思えたけど

今生きている世界には色があり、人の温かい心がわかる。

あのときどうして生きてくださいとそのひとは励ましたのかわかる。

生きたくても生きられなかったあの人の分まで生きるよ。もう思いきり長生きする。

だから同じ言葉を伝えたい。

生きてください。

あなたは生きていてください。

かけがえのないあなたの人生を大切にしてほしい。

「希望」は手の届く場所にいて、あなたがみつけてくれるのを待っている。