はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

去年とはちがう。いまは2021年の5月。

一年前は店頭にマスクがなくなり、
なんだかトイレットペーパーもなくなり、
8割削減とか、ソーシャルディスタンスとか。


新しい取り組みが生活の中に入ってきて、
感染症、という「恐ろしい流行り病」、にどう対応していくのか
おのおのが危機感を持つことを促されたはずでした。


そしていま、
体感的には対応がおおむねふたつに分かれて、
「気をつけよう」
「ただの風邪だしそんなおおげさな」

このほかどちらかといえば少数が「こわい」と感じていて。
自身が体験して恐怖を知ったり、身近に罹患した人がいたりして
外出をしっかり控えるようになっているようで。



るこっくはいろいろあったので「こわい」です。
もっとこわくなりました。「とてもこわい」


しかたなく買い物に行き、食料や日用品の調達をせざるを得ない。
倉庫のように巨大な冷蔵庫があるといいだろうに、とほんとうに思います。

変異株にさらされつつあるいま、どう暮らしていけばいいのか。


買い出しに行くと、咳き込む人が増えてます。
申し訳ないが慌てて店を出る。



でも自宅療養が増えている以上、
一人暮らしだったら自分で買い出しに行くほかないだろうな。
大変だろうに。ちいさなこどもがいたらなお。


海外の対応を見ていると手厚い、と感じたりすることはやっぱりあります。
もちろんどこかの国のやり方と単純に比べることはできません。
人口も政策もちがいすぎる。それでも。



2週間外出を控えるにも
何の支援もないとなると、感染でそれなりに弱っているのに
食糧がなければあたりまえですがさらに衰弱します。


当面の食糧はある程度玄関先に置いて行ってくれる。
そんな対応をしてもらえるのなら、自宅療養中、外出せずに済む。


そのためにホテル療養があるのでしょうけど、入れない人たちがこぼれて。
緩い、と言われながらも自分で食糧調達に外に出るしかない。


もしも行政が、保健所とかと連携してそんなときの仕組みを構築し、
自宅療養中の方への食糧配送にギグワークの配達員さんたちを稼働して、
小さな子どもがいる療養者にも不可欠な日用品などもドアの前まで届けてくれたら。


雇用も、感染症対策にも効果があるかもしれない。などと思います。


※あ、そういうことがすでにあっていたならすみません。知らなくて。






医療の現場では現役世代を救うためのトリアージがなされ、
厳しい現実があります。ひっ迫して救いたくても救えない。




「会食」していなくても、ぎゅうぎゅうの通勤電車に乗る生活はリスク高。
すっかり元通りになってテレワーク終了の今年。



恐ろしいほど感染者が増え、感染力が高い変異株も拡がり
すべて想定されていただろうになぜもとに戻したのだろうか。と。




マスクはいつはずせるのか、より
どうしたら前に進めるのか、を考えたこの一年であったら。

いまいる場所はずいぶん違う景色だったのではないか。



今度こそ、前に進みたい。
マスクのあるなしにかかわらず、2021年を進むことにします。





www.itmedia.co.jp