はれ、ときどき一期一会

2023年は走ってみる。

ただいま反省中。

うかつさから、やや熱中症になってしまったるこっくです。
とても反省しています。ほんとうです。

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ひとりだったらどうなっていたかしら。

毎年、夏の熱中症搬送が増え続けていて
気をつけないと、って思いながらもどこかひとごとだったのかもしれません。

目的地までは意外と元気だったんですけどね。
着いたらほっとしたのか、急に体の力が抜けていくような感じでした。

夏の睡眠不足は絶対危ないから、と睡眠は改善していたし
食事もそれなりにとれていた・・・つもりだったのかな。


あんがいじょうぶなのだ、と思って
また油断していたのでしょうね、このところ元気でしたから。



こんなことになると思っていなかったので
体調不良から回復までに何を改善したかを書こうと思っていたのです。


過去に体調をくずして、健康な体を取り戻す、いや自分を取り戻すために
生活のいろいろをたしかに改善したのです。

そういえば元気になったな、という感覚は、睡眠が変わった頃にありました。
不調のサインを感じたのは睡眠の質の低下がきっかけで。


改善活動の効果は健康診断が目安になりました。
「なんか不調」だと一部の検査数値が「?」
ちょっとずれているのです。推奨される基準値より。

そこで精密検査に行っても「すっきり」しない。
改善できることは自分で探すほかなかった。


不調のはじまりは「異動」でした。

ある日、仕事とその環境が激変し、消耗していくだけの日々に。

会社員に異動はあたりまえですが、
次々と自分のからだから「サイン」を感じていました。

のみこみが悪い感じ。もうそのままです。
「このやり方ではついていけない」
「でもだまってのみこむしかない」

呼吸の仕方がわからない。
「言いたいことを言えなくてもだいじょうぶ」
「まずは仕事に集中しよう」

眠りが浅くなっていつも眠い。
「睡眠時間が短すぎるのかなぁ」
ショートスリーパーになるリズムを作ろう」

徐々にパフォーマンス低下。
ミス連発。最悪です。

集中力の欠如。自信があった記憶力にも不安を感じるように。

そのうちに出勤するとおなかの調子が悪くなって
くいしんぼうなのに食事もできなくなっていきます。
お昼ご飯におかゆのようなものしか食べられなくなっていました。
でも笑顔で走り回っています。
「ちゃんと食欲もあるし。」
「今日しっかり眠れたらだいじょうぶ。」

ふだんならいつも三食なんでもがっつり食べるのです。食べられた、のです。
食べないともたないな、と。

それが水を飲んでもおなかを壊すので水分補給もゆっくりと慎重に。
夏だったので少しずつ弱っていきました。

とうとう痛みも感じるようになり、さすがに危険だと思えました。
そこまできてやっとそこからはなれる決心がついて。
とある場所に行くとおなかをこわす。というのがはじまったからでした。


「もしかすると、心身にたいへんなことが起こっているのかもしれない。」
ここでようやく病院を受診し、環境を変えることをすすめられます。

そして改善活動その1は、「会社をやめる」ことでした。


こんな人たくさんいて、るこっくもそのひとりにすぎません。
会社辞めたくても辞められない人がたくさんいるのは知っています。
簡単な話じゃありません。
でも生きていたかった。
そこでは生きられなくなるかもしれない、と思って会社をやめました。


「代わりならいくらでもいるから。」

人が動くたびそう言われるのを聞いていたので、
恐ろしくて必死だったのだと思います。
くわしい環境は書けませんが、生きているだけ、のような人がたくさんいました。
ほんとうにこわかった、今思えば。
うまく立ち回るにはロボットになるしかないから。


でもおなかをこわすようになって思ったのです。

「私の代わりに働く人はいるかもしれないけど、私の人生の代わりはいないので。」


いまはこう思います。

「あなたの代わりはいません。
その仕事をほかの誰かが代わったら、それはまた別の仕事になります。
決してあなたの代わり、ではないのです。あなたがする仕事に意味があるのです。」


誰もがみんな詰め替え用ではないので、
仕事も人生も自分で選んで決めたほうがよいな、と。


せっかくるこっくとしての人生を頑張ってみようと思っているので
もういちどからだの取り扱いも改善していきます。


今日は早く寝られそうです。

歩くのとても好きなのですが、ほどほどにします。


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