はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

命あっての。

とは、言えないほど

仕事を失ってしまうことは恐ろしいです。

すなわち生活の不安への恐怖です。



3密のすべての条件をそろえており、
咳エチケット、マスク、手洗いなどの意識が著しく低い職場で常駐。

この状況ではあまりに感染リスクが高いとテレワークへの移行をかけあい、
元老院の却下によって仕事を失ったるこっくですが、
まだ間に合う、元老院に頭を下げてリスクと引きかえに常駐すれば。

そんなことがよぎりました。




さまようよろいになりそうなるこっくに、家人は。

「そんな職場もとより願い下げ」
「もう報酬だけで仕事を選ぶことはない」
「こんな未曾有の事態に感染リスク取る意味ある?」


家人の徹底した自粛への対応意識に目を覚まし、気持ちを新たに
これからもおうちにこもることにしました。
これまでどおり、家族の理解と協力のもとで仕事したいです。
落ち着いたらダーマの神殿に行ってきます。
あ、ほんとうにすみません。他意はないです。


そんな日々ですが、
全国に緊急事態宣言が出されてから、生活圏での様子を見ていると
いちだんと外出を自粛しているようにも感じます。

まず通りに人がいない。散歩やジョギングの人増えた気がします。

しかし商店街では、その光景に立ち止まってしまったほどにぎわっていました。
なぜ?
しかも平日。
まるで週末のように人が多い。
買い出しに出てきたのかもしれませんが、とにかくグループ多いです。


オンライン書店でまったく見つからない本を探して、最後の望みをかけて
書店につい入ったのは間違いでした。

「この状況でやってはいけない行動」、のひとつです。


立ち読みの人が多すぎる!たぶんいつも以上に!!!
しかも主婦層!!

それ不要不急でしょうか?

女性向けの月刊誌のコーナー
料理本、健康関連、雑誌。

そんなのより文庫本買って帰って!!いい時間過ごせるから!!!

あ、すみません余計なお世話ですね。

でもさすがに心配になりました。

さいわい目的のコーナーにその本は見つかり、ほんとにうれしかったので
急いで購入して出ました。

行ってみてよかった、とは思いましたが
もう当分行くことはないでしょう。

まだ開けてくれているのはありがたかったけど、
書店員さんもほんとうにたいへんです、あんなに多いと・・・



薬剤師さんのブログ、現場の実情を書いてくださっていて
冷静な判断にありがたいなと思いながら読ませていただきました。
内容は非常に恐ろしいです。

つくづくぞっとしました。

ryomasahiro.hatenablog.com



この感染がまださほど国内では拡大していなかったころ、
とはいえ、みんなが認識できるほどにはなっていたはずです。

そのころうかつにも怪我をして、病院を受診し、処方箋をわたされました。
うーん薬局。いま行かなくちゃいけない?うーん・・・

なんかいやな予感するなぁと思いながら薬局へ。
静かな薬局の待合室は広く、間隔を開けて座れました。

待ち時間も短そう。よかった。
このまま無事にダッシュでお薬もらって帰ろう。


ほっとしていたら薬局に
端の席に座るなりすごい咳き込む人が入ってきました。
とてもつらそう。歩くほど体力消耗してるはず。
あきらかに発熱しています。見るからにしんどいのに来院した様子。


でもみんな凍り付いています。
そうよね、この時期。

もう無理。距離あるけど、空気の流れどうなってるかな。
不安がよぎりました。
病院から何も連絡入ってなさそうな薬局もざわついています。

すぐにるこっくはお薬を渡され薬局を後にしましたが、
そういうときの動線とか、まだなにも準備ができていなかったのでしょう。

今となっては4日間高熱でも検査も受けられない現状。
入院もできず自宅待機しているあいだに悪化する、急変する。

これ以上はもう厳しすぎて書けませんが、

現実に起きていることであっても
「煽っている」
とか
「根拠を示せ」
と批判をす名の知られた方の意見を読んで頭痛がしました。


8割削減、難しいですよ。
何の補償もないけど仕事には行くな。
家にいろ。
収入がなくなるけど家にいろ。

無理ですよね。

国内のウィルスは、
欧米で流行しているものとは
ウィルスのタイプがちょっと違うんじゃないか。

あまりにも様相がちがいます。

そうかもしれませんが、まだわかりません。
わからないときにできることは、
最大限の防御です。

マスクをする習慣がある国だから。
BCGを受けている人が多いから。

じゃあいまこの感染者数激増はなぜでしょうか。
諸外国と変わらない、いやもっとかもしれない。

すごいペースで1万人を超えました。

できることすべてに取り組まないと欧米のようになる可能性が高いのです。



あれほどの感染者数を出したドイツでも、
とくに感染者が多数発生した町で住人の血液から抗体を調べたら14%だった。

あれほど感染者数がいたのに、抗体が見られたのは14%。

www.technologyreview.jp


集団免疫の獲得をめざすには、あまりにもリスクが大きすぎます。
感染症以外の患者が適切な治療を受けられなくなってしまう。

すでにはじまっている医療崩壊
検査所をつくるのはまだ先です。
遅い気がします。しないよりまし。

www.nikkei.com


提言も遅い気がします。
アカデミア、とか言葉に酔っているようにもみえました。
ぬるくてにぶい提言。

www.nikkei.com




都会でそうなのだから、地方はどうなる?

クラスターが起きている場所から考えてもじゅうぶん市中は危険になっています。


週末になるまえに、買い出しを、と思って外出しましたが、
あの人出では、危険すぎて買い物できません。

実は何度か混んでいない時間帯を知りたくて
さまざまな時間に買い出しを試してきました。

結果、いつでも混んでる!なんだか連休のような、休暇の時のような感じです。
ひっきりなしに人が出入りしているというのを目の当たりにしました。

混んでいたらお店に入らない。
空いている店舗を探して買い物をすませ急いで帰る。
そんなことしかできませんでしたが。


検査数の限界もあり、
おそらくこれからもっと検査がなかなかできなくなるでしょう。
陽性率についても一概には言えませんが高くなるのはやっぱりいいことではない。


www3.nhk.or.jp



おうちにいましょう。
そのひとことに尽きます。

おうちにいましょう。