かなしいできごとで涙が出るのはしかたないが、
くやしくてなみだがでるのはあまりおぼえがない。
くやしなきするのさえくやしかったからだ。
こないだはくやしかった。
理由は言えないが、ほんとにこんなくやしいことがあるのか、と。
そのこころに問いたい、
なぜ、そんなにまでかなしいことをするのか、と。
そこまでねじれてしまっているのか。
もう、どんなことばも、こころも
そのこころにふれることはできないのだろうか。
どうすればいいのか、かんがえることがいまはできない。
ただ、くやしかった。
しばらくこんことは考えたくない。
時間が、前に進ませてくれることを
祈ってしまうほど、折れた。