はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

危ないパスワードを使うな。

って思っているのに、
すごく気にしているのに。
名前や誕生日や身近なキーワードをパスワードにするな。
長いパスワードにしろ。

そんなこと関係なく侵入されるのだけど。

あるところから「ログインのお知らせ」がきた。汗びっしょりになった。

そんな時間にログインしていません。

こんなところにまで不正アクセスはきていて、
世界トップクラスの若い富豪が議会で謝罪や証言をしたところで
なにも安全ではないのは変わりなく、個人情報は格安でちゃっかり利用されている。
いつの間にかいろんなところに個人情報はもれいづる。

最初に言ってほしかったな。そういうものだよ、と。
そういえば一度も聞いたことなかったな、ブラウザ使うようになったころから一度も。
気づかなかったのかな。うとかったのかな。ああ、愚か過ぎたのか。

残念だけど遅い。
開発目的が目的だから、情報がもれるのは仕組み上あたりまえ。
だけどインターネットを使わない生活はもうたぶんできないだろう。

それでも少しずつ距離を置くことにしてきたのは正しかった。

これ以上丸裸で生活したくないし、なにしろ広告の量がすごい。
メールも監視されてて息が詰まりそう。どんなオプトアウトもむなしいほど。

ただそっと暮らしていたいのだ。

あらゆる場面で広告を送りつけられる。
ぞっとするような表現もかなり多い。
気分を害するような広告表現は目に入っただけで苦痛。

スローフードのように、
ゆっくりと時間がかかっても
しみこむころには意味のあるものになっている。

そんなスタイルがどうやらあっているようだ。

wikiらないし、ググらない、あわてない。

すぐ役立つことばかりで生活しているわけではない。
知りたいことは落ち着いた確かな場所からしか学べないから。

静かに思考を巡らせる時間をただ取り戻したいのだ。

さよならは言えないけど、
あなたはちょっとしつこかったみたい。
せつなくならないのが最高にうれしいけど。

さて、いい仕事をしよう。