鰯が身近な魚であったころ、
食卓にはおいしく煮つけられた鰯がありました。
魚の生臭い臭いが嫌いで、
でも魚はすきで。
たくさんおかわりして食べることもしょっちゅうで。
そういえば青魚は嫌いではなかったのをふと思い出しました。
においのことはいつも「くさい」と文句ばかり言っていたくせに
いまもすきで、週に何度も食べていることに気づきました。
そのうち背中が青くなる可能性は・・・はい、ありませんよね。
本を読んでも目が悪くなることもなかった。
テレビばかり見ていたある時期には
すごい勢いで視力が下がり、驚いてテレビから離れて、
視力は元に戻りました。
そして今も、ブルーライトで目がひどく疲労して、
夕方には目が熱くなるほどですが、
何冊読んでもにじむことなく読める本。
自分の目の使い勝手の良さに驚いています。
よい目に生んで育ててくれた母に感謝。
あんなに反発ばかりしていた母に。
いまさら信心深くなっても間に合わないでしょうけど、
たいせつな人たちを心で少しでも守れるのなら
小さな魚の頭でも尻尾でも祈ります。
窮すれば通ず、と祖母に笑われそうですが。