地味なのよ。
そういえば子ども時代にはもっと地味だった。
地味でありたいと意識していた。
家族はなんやらかんやらと
愛らしい色を着せたいもの。
でも選んでもらっても
そんな派手なの着れないから。
と地味な色を選ぼうとしては
主に祖母や母をがっかりさせた。
それでも愛らしい服を着せることを決してあきらめず
出かけると選んでくれた。
ほんとにありがとう。
おかげでいまはせっせと愛らしい服を選んであげるのが
もう楽しくて楽しくて。
こんな気持ちだったのよね。きっと。
愛らしい服を愛らしい顔で喜んでくれるこどもたちにも
感謝しています。
そして地味な母に、
もっとこんな色も似合うのよ、と選んでくれる。
ああ、しあわせなるこっく。
本日もまたがんばります。
- 作者: 大久保佳代子
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2010/04/09
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