はれ、ときどき一期一会

2024年も走り続けることにした。

人生こそミステリー、それもどうかとおもうけど

お題「好きなミステリー」


そういえばこどものころから

ミステリー

すきだったのかもしれません。


小学校の図書室、るこっく小学生時代は何しろ古いのでごめんなさいよ。


もうコナン・ドイル江戸川乱歩に夢中で・・・



ええ、オペラ歌手にしたがっていた母の夢を

なんども打ち砕いたことでしょう。


オリンピックに出る体操選手になるのでは・・・

(とにかくはしりまわる、とびまわる、でもけがはしない)

とか、南極とかの探検家とか・・・

(探検家になるためにキャンプしないといけないといって家の中にテントを作った・・・)

あげくが発明家になるのでは・・・

(ドライバーでとにかく分解して組み立てるためいろんな機器が危機に・・・)

とか

ずいぶん心配していたようで・・・

おかあさん、ごめんなさい。

ほんとうにごめんなさい。

あみと虫かごを持って走り回っても

グローブとバットを持って「練習に打ち込んで」も

とにかく許容してくれたおかあさん。

どこまで大きな人だったんだろう。

ピアノの練習だけは鬼でしたけど・・・


そんな思い出のむこうからこちらまで

母はいつもありがたいものですが、


そんな推理小説ずきなこどもが

そのまま道を歩き、

アガサ・クリスティーに当たり前のようにたどり着き

その後もさらに好みのミステリーが定まってきて・・・


すきなんです。こういうのが結局すきなんです。

あつかましいけどなんか自分と重なっているんでしょう。


この主人公がすきで、どうしても気になってしまうるこっくです。


センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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バーニング・シーズン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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ダウンタウン・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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バースデイ・ブルー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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不寛容社会

気にしていなかったんです。

自分のことで手いっぱいで。

まずは少しでも健康なからだを取り戻すことだとか

春先からやってきたことがすべてふりだしに戻ったこととか

そんなこんなでせいいっぱいで。


そういえば地震のとき

不謹慎狩りとかいうのは聞きましたが。


生きづらくなっていて

ちょっとピリピリしているのは


格差が思ったより拡大し続けていて

もはや暴走状態で

普通に暮らすことさえもかなり力を尽くさないと

あやういかもしれない雰囲気に

心の余裕が少なくなってしまっているのかなとか


そんなこと思ってはいました。


ずいぶんおとなになったので、

ようやくバランスがだいじだとか

やりすぎなことがだいじだとか


たとえばとても若いときは、華やかな服装やちょっとやりすぎなくらいのメイクも

ちっとも鼻につかなくて、その若さとともに輝く美しさになるけど

るこっくくらい年をとると

引き算に徹することで押しつけがましさとか、うっとおしさとか

そういうものが少しでも小さくなるようにしないとね。

せめて健康そうに、穏やかに見えるといいなと思ったりしますが。


寛容になるには、二世帯、三世帯での暮らしばかりではなくなり、

世代間の暮らし方の違いもわかりにくくなり、

多くの情報があふれ続け、その真偽もわからないまま超高速で「拡散」して

バランスがとれなくなっているような気がします。

虫の写真が気持ち悪いということで

某学習帳がそのシリーズをやめると聞いたときは驚きました。

気持ち悪いのもいるよね、るこっく子ども時代にもありました。うっと思うのも。


絵は、イラストはだめかしら。

こんな不思議な生き物がいるのよ。

こんな色なのはこういう理由なのよ。

虫、すごく効率的に戦略的にできてるのよ。すごいのよ。

その行動を見ていると、とても賢く、理性的で。

そんなことがわかってほしいなとか

うっとおしいですか?


信仰と他者―寛容と不寛容のヨーロッパ宗教社会史

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ヴォルテールを学ぶ人のために

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寛容について (筑摩叢書)

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